医療ニュース

2007年8月8日(水) クリニックの院外処方が5割以上に

 8月7日の共同通信によりますと、医療機関が患者に処方せんを出し、外部の薬局が薬を渡す「院外処方」の割合が診療所で初めて5割を超えていることが、厚生労働省の2006年の「社会医療診療行為別調査」で分かりました。

 院外処方率は診療所で前年に比べ2.2ポイント増の51.7%。病院でも1.2ポイント増の62.3%で、医療機関全体では1.8ポイント増の54.6%となりました。

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 意外に知られていませんが、医療機関からみれば、院外処方の方が利益を得られる仕組みになっています。こういう理由もあって、院内処方から院外処方へのシフトが進んでいるのかもしれません。

 しかしながら、患者側からみれば、高くつくのは院外処方でありますから、院内処方を希望される人の方が圧倒的に多いような印象を受けます。

 実際、すてらめいとクリニックでは、院内処方・院外処方のいずれかを選択してもらうようなシステムにしていますが、院外処方を希望する人はほとんどいません。

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