医療ニュース

2008年2月4日(月) 経口禁煙薬が承認

 すてらめいとクリニックでも禁煙外来の患者さんが増えてきていますが、主要な禁煙補助薬はパッチ(貼り薬)で、場合によってはガムを使うこともあります。

 米国や欧州では、経口の補助薬(飲み薬)が一昨年あたりから登場し、広く使用されるようになっていましたが、日本でも近いうちに使用できることになりそうです。

 1月30日の共同通信によりますと、ファイザー製薬は1月29日、経口補助薬「チャンピックス」の製造販売承認を取得したことを発表しました。

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 ニコチンパッチは使いやすくて便利な薬ではあるのですが、「かぶれやすい」という欠点があります。そのため、毎日貼る場所を変えたり、あらかじめステロイド外用薬を塗布してもらったりすることもありますが、患者さんによってはどうしても使えないという人もいます。

 実際に、今回承認がとれたこの飲み薬がいつから患者さんに処方できるようになるのかは現時点では分かりませんが、それほど遠いことではないでしょう。

 禁煙方法の選択肢が広がることで禁煙を試みる人が増えることを期待したいものです。

(谷口恭)

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