医療ニュース

2007年9月25日(火) 100歳以上が初の3万人突破

 このウェブサイトでの報告が遅くなりましたが、厚生労働省は敬老の日の前日に人口統計を発表し、国内の100歳以上の高齢者が昨年より3,900人多い32,295人となったことが明らかとなりました。

 このうち女性は前年同時期よりも3,437人増の27,6822人、男性は463人増の4,613人です。いずれも過去最多で、女性の占める割合は全体の85.7%と1963年の86.9%に次いで高い数字となっています。

 都道府県別のデータでは、人口10万人当たりの100歳以上の人数は沖縄県が35年連続トップで57.89人となっています。以下、高知(52.98人)、島根(51.02人)、熊本(45.04人)、愛媛(42.6人)と続き、上位3県の順位は2002年以降変わっていません。

 最も少ないのは18年連続で埼玉県(13.05人)です。以下、愛知(15.78人)、千葉(16.32人)、青森(17.08人)、神奈川(17.85人)と続いています。

 100歳以上の高齢者は、調査が始まった1963年は153人でしたが、年々増えており、1981年に1000人、1998年に1万人を突破しています。また、男性は27年間、女性は37年間、連続で過去最多を更新しています。

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