2013年8月6日 火曜日

2007年9月3日(月) コーヒーは肝臓癌のリスクを下げる

 以前から、コーヒーの有用性については様々な議論がありますが、最近、「Hepatology」という肝臓関連の医学誌の2007年8月号で発表された研究を報告いたします。(報道は8月14日のMedscape Medical News)

 Mario Negri社薬学研究所(イタリア、ミラノ)のFrancesca Bravi, ScDが率いる研究チームが、肝臓癌(肝細胞癌)に関してこれまで報告された研究(南ヨーロッパと日本の対照研究が6件と、日本の研究が4件)を評価・検討しました。その結果、コーヒーをたくさん飲む人は飲まない人に比べて肝臓癌になりにくいという結論が得られました。

 同研究所は、「コーヒーが大量に消費される南ヨーロッパとコーヒーを飲む回数が比較的少ない日本の研究から、慢性肝疾患の被験者にはコーヒー飲用が好ましいことを裏付ける明らかな効果が見られた」、とコメントしています。

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 この研究だけと見ると、「日本人も南ヨーロッパ人のようにコーヒーを積極的に飲んで肝臓癌を防ぎましょう!」ということになります。

 たしかに、コーヒーの有用性については様々なところで報告されていますから試してみてもいいかもしれません。ただ、一方で、コーヒーの否定的な研究もありますから摂りすぎには注意した方がいいかもしれません。

参考:
はやりの病気第22回(2005年12月)「癌・糖尿病・高血圧の予防にコーヒーを!」  
はやりの病気第30回(2006年4月)「コーヒー摂取で心筋梗塞!?」

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2007年9月3日(月) 人間ドックの受診者、「異常なし」が過去最低に

 日本人間ドック学会は、8月24日、2006年に人間ドックを受けた人のうち、検査項目に異常がなかったのは11.4%と、学会が集計を始めた1984年以来、最低だったことを発表しました。これまでの最低記録は2004と2005年の12.3%でした。

 集計対象は同学会などが指定する約800施設で人間ドックを受診した約295万人で、「異常なし」は約33万人にとどまっています。

 異常があった項目では食生活や運動など生活習慣に関連が深いものが目立ち、肝機能障害が26.2%と最多となっています。高コレステロール(25.4%)、肥満(24.4%)、高血圧(15.9%)と続いています。

 同学会は、外食産業やコンビニの普及により、食物に占める脂肪の割合が増えたことや、サラリーマンのリストラなどによるストレスが生活習慣を悪化させていることが理由と指摘しています。

 人間ドックで癌が発見されたのは6817件で、胃がんは前年と同水準、大腸がんと肺がんの割合がわずかに減少したのに対し、前立腺がんと乳がんは微増しています。

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 すてらめいとクリニックでおこなっている健康診断でも、「肝機能障害」「高コレステロール」「肥満」「高血圧」は、上位トップ4を占めます。そして、これらは同じ人がいくつも該当することが多いと言えます。

 いずれの場合も、早期発見をし、生活環境を改善すれば大事に至る可能性が極めて低くなる「異常」です。

 少なくとも年に一度は健康診断を受けましょう。

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2007年9月3日(月) 京都の女性はメタボと無縁?

 京都市が今年(2007年)の5月と6月におこなった調査によりますと、京都の女性がメタボリックシンドロームに該当する割合は、全国推計値の約半分にとどまっています。さらに、メタボリックシンドロームの「予備軍」も6割程度という低い結果がでています。(報道は8月23日の毎日新聞)

 今回の調査は市民健診で協力を得られた40歳から74歳の京都市民1,771人(男性509人、女性1,262人)が対象です。

 結果は、「積極的支援」が必要な女性のメタボ該当者(65歳未満)の割合が3.1%で、全国推計値(6.0%)の51%、「動機づけ支援」が必要なメタボ予備軍も65歳未満で6.0%と、全国推計値(10.2%)の約6割となっています。65歳以上でみても、全国推計値が15.2%なのに対し、京都市では9.5%と約6割の水準にとどまっています。

 BMI(注)をみても、「肥満」の人の割合は、40代で、11.8%(全国平均19.3%)、50代で14.2%(同23.9%)、60歳で17.2%(同29.0%)と、各年代とも全国平均を大きく下回っています。

 その一方、男性は「積極的支援」は17.5%と全国推計値24.6%より3割低いという結果が出ていますが、予備群は65歳未満が13.0%(全国推計11.8%)、65歳以上が30.9%(同27.6%)といずれも全国水準を上回っています。

 今回の調査に対し、「食や衣などの京都の伝統が影響しているのでは・・・」との推論が出ており、今後理由の分析も検討されるようです。 

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  京都に住む人ではなく、「京都の女性」のみがメタボや肥満と無縁というところがこの調査の興味深いところです。食べているもので男女間にそう大きな差があるとは思えませんし、衣と言っても京都の女性がいつも着物を着ているわけではありませんし、私にはこの理由が皆目検討がつきません。

 皆さんはどのように思われますか?

注 BMIとは体重(kg)を身長(m)の2乗で割った数字です。例えば、体重88kg、身長2mの人であれば、88÷2の2乗=88÷4=22となります。以前は、BMIは22がベストとされていましたが、最近の研究では23から25程度が最も長生きするとの報告が多くなっています。

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2007年9月3日(月) 日本脳炎のワクチンが供給不足に

 日本脳炎の定期予防接種の再開が早くても2009年度にずれ込む見通しとなりました。新しいワクチンの開発が遅れていることがその理由です。

 旧型ワクチンは重い副作用が報告されたことから2005年に中止され、従来の予定では、この夏から新型ワクチンが供給されるはずでした。2009年に新型ワクチンが開始されたとしても、予防接種の空白期間が4年以上になってしまい、感染拡大が懸念されます。

 日本脳炎は、予防接種法に基づく定期接種の対象で、12歳になるまでに合計4回受けることが努力義務とされています。しかし、旧型ワクチンは運動障害などの副作用の報告があったために、厚生労働省は2005年7月に、自治体に対し「接種の積極的な勧奨をしない」ことを勧告し、ワクチン製造は中止されました。

 厚生労働省によりますと、ワクチン製造会社2社が新しいワクチンの開発をすすめており、当初は今年度から供給開始予定とされていましたが、臨床試験で予想外の副作用が確認され、国の製造承認は2009年度以降の見通しとなりました。

 希望者は旧型ワクチンの接種を受けることができますが、すでに製造中止となっているため、昨年の使用量の約30万本と同じペースで出荷が続けば数年で在庫がなくなります。

 日本脳炎の感染者は、今年4月までの9年間で合計46人となっています。中国・四国地方が全体の43%、九州・沖縄地方が41%です。

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 日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染することにより発症します。このウイルスは、ブタ→蚊→ヒトと、蚊(コガタアカイエカ)によって媒介されます。養豚場が近くにある人は特に注意が必要というわけです。

 リスクをとって(といってもかなり低いものですが)旧型ワクチンを接種するか、リスクを避けて蚊取り線香や虫除けクリームで対応するかの選択をおこなうべきなのかもしれません。

 参考までに、私はNPO法人GINAの活動でタイ国に渡航することがあります。タイでは、地域にもよりますが、マラリアやデング熱の被害が少なくありません。これらの感染症はワクチンがありませんから、私は蚊取り線香や虫除けクリームを必携しています。さらに、できるだけ”蚊帳(かや)”で寝るようにしています。

 最近の日本で”蚊帳”を見かけることはほとんどなくなりましたが、今一度、古人の知恵に頼ってみてもいいかもしれません・・・。

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2007年9月3日(月) 美容的豊胸手術は自殺のリスク?

 美容的豊胸手術を受けた女性の自殺率は他の女性の3倍で、リスクは術後10年で発現する・・・。さらに、薬物やアルコール乱用による死亡も3倍に・・・。

 このような調査結果がスウェーデンで報告され話題を呼んでいます。

 この研究は、1965年から1993年に豊胸手術を受け、平均約19年間追跡調査されたスウェーデン女性の他、デンマーク、フィンランド、カナダ、米国での美容的豊胸手術を受けた女性のデータに基づくもので、結果は『Annals of Plastic Surgery』という医学誌の8月号に掲載されています。(報道は8月16日のMedscape Medical News)

豊胸手術を受けた平均の年齢は32歳となっています。

 この調査の研究者のひとりは、「美容的豊胸手術を希望している女性には重度の精神疾患に罹患している可能性があるグループが存在し、後に自殺や薬物およびアルコール乱用による死亡のリスクにさらされる可能性があるということに女性と医師たちは留意すべきである」、とコメントしています。

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 研究者のコメントを別の言葉で言えば、「豊胸手術をするから自殺をする」のではなく、「豊胸手術を受ける女性の一部はもともと精神疾患がある」、ということになります。

 豊胸手術を受けない精神疾患をもった女性も存在するわけですし、こういう研究によって、豊胸手術を受けた女性に対する偏見が生まれるのではないか・・・、と危惧してしまいます。

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2007年9月25日(火) 喫煙者は認知症やアルツハイマー病に罹患しやすい

 喫煙者は非喫煙者よりアルツハイマー病や認知症を発症しやすい・・・。

 このような研究が「Neurology」という医学雑誌の2007年9月4日号に発表され話題を呼んでいます。

 研究によりますと、現在喫煙している55歳以上の人は、喫煙経験のない人より50%も認知症を発症しやすいことがわかりました。(この研究は、大規模な一般集団を対象としたオランダのプロスペクティブ(前向き)コホート研究であるRotterdam Studyによるものです)

 今回の研究では、研究開始時点で認知症のない55歳以上の被験者6868例を対象に、1990-1992年に面接を実施しています。被験者全例に対して自宅で面接を行い、現在と過去の健康状態、服薬状況、生活習慣、慢性疾患のリスク因子について聴取し、過去と現在の喫煙習慣について質問しています。

 さらに、認知症を有することが疑われる人には、神経内科医・神経心理学者による検査を行い、可能であれば脳の磁気共鳴画像診断も実施しています。

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 この研究で大変興味深いのは、「過去の喫煙と認知症・アルツハイマー病には関係がない」とされていることです。

 今年の7月に厚生労働省が発表した喫煙の報告では、「タバコで余命が3.5年短くなる」とされていました。

 喫煙している患者さんに、この話をすると「3.5年程度なら問題ない(だからタバコをやめない)」と答える人がいますが、今回の研究が示唆するように、「喫煙者は非喫煙者よりも認知症やアルツハイマー病にかかりやすいけれど、過去の喫煙は関係ない」という報告をよく考えると、これが禁煙のモチベーションにつながるのではないでしょうか。

 「命が多少短くてもかまわない」、と答える人も、その(短くなるかもしれない)命は、認知症などとは無縁でいたいと考えているに違いないからです。

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2007年9月25日(火) 沖縄で肥満が問題に

 かつては長寿県として有名だった沖縄の平均寿命が短くなってきています。

 2002年12月に公表された都道府県別平均寿命では、女性は1位を維持したものの、男性は26位に転落しています。(1995年の時点では男性は4位) 今年の12月に発表される2005年度版では女性も1位から転落するであろうとみられているようです。(報道は9月21日のJapan Medicine)

 沖縄県の男性の平均余命は、年齢が若くなるにつれて下位に落ちる傾向にあります。65歳以上では1位なのに0歳では26位に転落しています。これは、長野県では各年代で上位を占めるのとは対照的です。女性は各年代にわたって1位を維持していますが、長野県と比較すると若くなるにつれて差が縮小する傾向がみられます。

 平均余命が短縮されている最たる要因は「肥満」です。沖縄の男性は各年代でBMI25以上の割合が全国平均を上回っています。女性も20代と40代以上で全国平均を上回っています。また、男女ともに70代以上ではBMI25以上が5割を超え、全国平均と大きな落差をみせています。

 疾病の発症率でみてみても、脳出血、心筋梗塞は全国平均を上回っており、糖尿病の死亡率は全国ワースト2となっています。

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 要するに、沖縄では肥満の深刻化が全国平均を上回っており、それが心筋梗塞や糖尿病を引き起こしているということです。

 なぜ肥満が深刻化しているかというと、県民が沖縄伝統料理よりも西洋料理を好むようになってきたからでしょう。

 私は80年代後半、旅行会社でアルバイトをしていた関係で、毎年夏は沖縄で過ごしていましたが、どうしても沖縄料理には馴染めませんでした。沖縄料理が食べられなければ、足が向くのはファストフード店か、ステーキハウスとなります。(当時の沖縄のステーキハウスは値段が安くて、普通の定食なら300円台、ステーキを食べても600円程度でした)

 沖縄料理の材料をみてみると、例えば気候が似ている台湾の料理とそれほど変わらないように感じます。私は、台湾料理は大好きですが(ついでに言うとベトナムやタイ料理も好きです)、沖縄料理は炒め物も煮物もまったく口に合いませんでした。(私はこの理由を、沖縄料理ではショウガとニンニクがあまり使われていないからではないか、と考えているのですが本当のところはわかりません)

 私と同じように感じている人はきっと少なくないでしょう。特に美しい自然を求めて本州から移住したような人たちの間ではなおさらではないでしょうか。

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2007年9月25日(火) 自殺の7割は原因が複合

 日本では、1998年から9年連続で自殺者が年間3万人を超えています。(人口あたりの自殺者数は、日本は世界第10位ですが、先進国でみると第1位となります。(2004年9月、WHOの調査))

 9月10日は、WHO(世界保健機関)が定める「世界自殺予防デー」ですが、これに合わせ、NPO法人自殺対策支援センターライフリンクが、自殺者の遺族101人に聞き取り調査をおこなった結果を発表しました。(報道は9月11日の共同通信)

 発表によりますと、自殺者の約7割は複数の原因が重なって自殺していたことが判りました。調査は、病気、経済・生活、家族、勤務などの原因分類を用いておこなわれ、67件で複数の原因があったとの結果がでています。

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 自殺の報道をみると、「病苦による自殺」「経済問題による自殺」「イジメによる自殺」・・・、などと表現されていることが多いですが、実際には、そのような単純なものではなく複数の要因が重なり合った結果である場合が多いということなのでしょう。

 この結果は、我々医師も注目すべきで、「病苦」だけを考えるのではなく、患者さんの経済、家族、勤務の状況などにも目を遣らねばならないことを示しています。

参考:メディカルエッセィ第27回「なぜ日本人の自殺率は高いのか①」

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2007年9月25日(火) カビの多い家に住むとうつ病になる!?

 「American Journal of Public Health」という医学誌の10月号に「湿気やカビの多い家に住む人にうつ病が多い可能性がある」という、なんともユニークは研究が発表されました。(報道は8月29日のWebMD Medical News)

 この研究は、欧州の8つの国(フランス、ドイツ、ハンガリー、スロバキア、ポルトガル、イタリア、スイス、リトアニア)の約3,000軒の家に住む成人5,800名を対象としています。

 被験者は、過去2週間のうつ症状に関する問診表への記入を行い、被験者の9%がうつ状態と判定されています。

 同時に、研究者らは被験者の家を訪問し、住居内のカビと湿度を計測し、被験者に自分の家が「管理が行き届いた状態である」と感じるかどうかを尋ねています。

 湿気やカビが多い家→貧困層→うつ病、という図式が感覚として浮かびますが、研究者はこれを否定しています。

 筆頭研究者のShenassa博士は次のようにコメントしています。

 「うつ病に明らかに関与しうる要因(雇用状況や過密等)について統計的に考慮したところ、あらゆる関連が消失するだろうとわれわれは考えた。しかし、事実はまったく逆であった。うつ病と湿気、カビの多い家への居住との間に確固たる関連が認められた」

 この研究では、住宅のカビがうつ病の原因となることは証明されておらず、うつ病と住宅のカビのどちらが先なのかを証明できていません。

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 カビが先かうつ病が先かはともかく、この研究結果を踏まえるなら、風通しのいい清潔な家に住むことが心の健康を保つ秘訣と言えそうです。

 たしかに、窓を開けて大掃除をした日は気分もすぐれます。

 カビが脳内の神経伝達物質に影響を与えてうつ病を誘発する・・・。そんな研究結果がいずれ発表されることになるかもしれません。

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2007年9月25日(火) 100歳以上が初の3万人突破

 このウェブサイトでの報告が遅くなりましたが、厚生労働省は敬老の日の前日に人口統計を発表し、国内の100歳以上の高齢者が昨年より3,900人多い32,295人となったことが明らかとなりました。

 このうち女性は前年同時期よりも3,437人増の27,6822人、男性は463人増の4,613人です。いずれも過去最多で、女性の占める割合は全体の85.7%と1963年の86.9%に次いで高い数字となっています。

 都道府県別のデータでは、人口10万人当たりの100歳以上の人数は沖縄県が35年連続トップで57.89人となっています。以下、高知(52.98人)、島根(51.02人)、熊本(45.04人)、愛媛(42.6人)と続き、上位3県の順位は2002年以降変わっていません。

 最も少ないのは18年連続で埼玉県(13.05人)です。以下、愛知(15.78人)、千葉(16.32人)、青森(17.08人)、神奈川(17.85人)と続いています。

 100歳以上の高齢者は、調査が始まった1963年は153人でしたが、年々増えており、1981年に1000人、1998年に1万人を突破しています。また、男性は27年間、女性は37年間、連続で過去最多を更新しています。

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