舌下免疫療法の流れ

初診:初回治療導入時
《診察》
検査結果(注1)を基に、治療適応の有無・治療概要について医師より説明した上で検討することになります。

《服薬指導》
患者さんが自宅で毎日服薬を続ける治療であるため、服薬方法の他、起こりうる副作用やその際の対応も含め、充分に理解を深めていただきます。

《初回投薬》
①  初回は院内で投薬し、副作用であるアレルギー症状が出ないかの確認をします。そのため、30分間院内での経過観察が必要です。
② 30分経過後、問題がなければ帰宅していただきます。

《自宅投薬用シダトレンスギ花粉舌下液の処方》
翌日からは自宅での投薬となります。

2回目以降の再診について
・2回目(初回受診時より)、3回目は(2回目受診時より)1週間後、以降は月に1回程度の通院が必要となります。
・診察では、服薬・身体状況の他にも治療継続意思についてもお伺いします。
・処方した薬がなくなる前に再診して下さい。

注1:治療前に「スギ花粉症」であることの確認(採血:血清総IgE,特異的IgE)が必要です。採血結果は3日程度かかります。したがって、新規処方(2016年6月1日より処方可能)を希望される方は、前もって受診して下さい。
既に他院にて「スギ花粉症」と診断されている方は、紹介状や血液検査の結果をご持参下さい。