ビタミン、ミネラル、がん検査(尿中mRNA)、ApoE遺伝子など
2025年2月現在、下記の検査を実施しています。検査の内容について充分に理解いただく必要があります。場合によっては希望されても検査ができないこともあります。下記の費用は検査代であり、別途診察代がかかります。
★膵臓がんの血液検査:6,600円(アポリポ蛋白A2(ApoA2)アイソフォーム)
★ビタミン・ミネラルの検査
たいていのビタミン、ミネラルの検査が可能です。下記は一例です。
ビタミンD(25-OHビタミンD):1,800円
亜鉛:2,200円
マグネシウム+カルシウム:2,200円
ビタミンD+亜鉛+マグネシウム+カルシウム:3,900円
ビタミンA:3,300円
ビタミンE:6,600円
ビタミンA+ビタミンE:8,000円
ビタミンB12+葉酸:2,200円
ミネラルセット(カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、セレン):7,000円
血中総ホモシステイン:5,500円
2025年4月中旬より下記に変更になります。価格はいずれも70,000円(税込)です。
男性(合計8種):すい臓がん、肺がん、大腸がん、食道がん、胃がん、腎臓がん、膀胱がん、前立腺がん
女性(合計9種):すい臓がん、肺がん、大腸がん、食道がん、胃がん、腎臓がん、膀胱がん、乳がん、卵巣がん
男女とも1種の検査は2025年4月より55,000円(税込)となります
★BRCA遺伝子検査
乳がん、卵巣がん、前立腺がん、乳がんのリスクを知る検査です
費用:現在交渉中です
★ApoE遺伝子(認知症の遺伝リスクを知る検査)
費用:17,600円(税込)
結果が出るまでの期間:3~4週間程度
アルツハイマーになりやすい遺伝子を持っているかどうかを調べる検査です。ApoEε4を2つ持っている人は、ε3が2つの人に比べて発症リスクが10倍以上と言われています。
参考:メディカルエッセイ第179回(2017年12月)「これから普及する次世代検査」
★MCIスクリーニング検査
遺伝ではなく「現時点での認知症になりやすさ」を調べる検査です。「なりやすい」という結果が出ても、生活習慣の改善などで数値を改善させることができます。
費用:25,000円(税込)
結果が出るまでの期間:3~4週間程度
★テストステロン+遊離テストステロン
費用:6,600円
参考:はやりの病気第242回(2023年10月)「間違いだらけの男女の更年期障害のホルモン治療」
★寿命を予測する検査(テロメア検査)
費用:40,700円(税込)
結果が出るまでの期間:3~4週間程度
「テロメア」とは染色体の末端部分の遺伝子のことで全染色体の末端にテロメアが存在します。遺伝子コードTTAGGGの繰り返し配列が続き、10万から20万塩基の⻑さがあります。細胞分裂・細胞老化と共に短くなります。つまり、テロメアが短ければ寿命も短いというわけです。この検査では、テロメアの長さと同時に「Gテール」の長さも測定します。Gテールとはテロメアの最末端部分の一本鎖の遺伝子約300-500塩基の部分で、ループを形成しテロメアを安定させています。Gテールが⻑いほどテロメアが安定します。Gテールは酸化ストレスなどにより短くなり、結果としてテロメアも短くなります。つまり、Gテールが短くなれば、テロメアも短くなり、様々な疾患にかかりやすくなり寿命も短くなるというわけです。もしも、Gテールの長さや短くなるスピードが生まれつき決まっているなら検査をすることにあまり意味がありませんが、生活環境の改善などでGテールを安定させることができるのです。
参考:
メディカルエッセィ第179回(2017年12月)これから普及する次世代検査
厚労省研究班・国立がん研究センターによるがん検診有効性評価ガイドライン
更新:2024年2月11日